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長ネギを青い部分まで全部いただくには?焼きネギとアレンジレシピをご紹介!

ごきげんよう さんとーしゃです!

冬といえば鍋料理、鍋料理に欠かせないのが長ネギですね。温かい鍋からよく煮えてトロっとなったネギをとって食べるのはとっても幸せ。

さて、長ネギは白い部分も緑の部分も全て召し上がることができます。長ネギの白と緑の部分はどちらも葉っぱですが、白い部分は地中に埋まって日が当たらず白いまま、緑の部分は地表に出ているため日が当たり緑になります。

白い部分だけ使って緑の部分を捨ててしまうのはもったいない!そこで、長ネギをまるごと味わうためのレシピや使い方をご紹介します。

 

【白い部分を美味しくいただく】

長ネギの白い部分は焼くと甘くてトロトロになります。以下にご紹介する「フライパンで焼く基本の焼きネギ」は、かける調味料や薬味、つけダレを変えるとおつまみにもおかずにも変身します。アレンジ方法もご紹介しますので、ぜひお試しあれ。

 

■フライパンで焼く基本の焼きネギ

フライパンを使ったシンプルな調理法なので、あとひと品欲しいときなど、手軽ににササっと作れます。

1 材料(2人分)

長ネギ  2本

ごま油(なければサラダ油でもOK)  大さじ1杯くらい

塩  適量

 

2 作り方

(1)長ネギを5cmくらいにカットします。(青い部分は硬いので、別の料理に使いましょう)。

(2)フライパンにごま油を入れて、中火で熱します。長ネギを並べて入れ、弱火にして5分ほど焼きます。あまり触らないで、きれいな焼き色を付けましょう。

(3)きれいな焼き色が付いたら、裏返し、弱火でじっくり5分ほど焼きます。

(4)裏面にも焼き色が付いたら塩を振り、全体をひと混ぜしたらできあがりです。

 

■ トースターやグリルで焼く基本の焼きネギ

  • 長ネギを5cmくらいにカットします(フライパンの時と同様)
  • アルミホイルの上に乗せて焼くか、アルミホイルに包んで蒸し焼きしますが、焼く前にごま油やオリーブオイル、塩を和えておきます。
  • 5分ほど経ったら、様子を見ながら適度な焦げ目が付けばできあがり。蒸し焼きの場合は焦げ目はほぼ付かないので、中までトロっとしたらできあがり。

 

* 焼きネギには、しょうゆ、バター醤油、甘辛いみそだれ(赤みそ、砂糖、酒、みりんを同量混ぜる)、香味だれ(酢3、砂糖1、しょうゆとごま油2の割合で混ぜる、お好みでおろししょうが適量を加える)、市販の瓶詰なめ茸やドレッシングなどが合います。いろいろ工夫して、好みのたれで美味しく召し上がってください。

 

■ 焼きネギを使ったアレンジレシピ

私のおススメは、シンプルに前出のタレなどをかけていただくか、焼きネギと油揚げのお味噌汁なのですが、ここではもう少しアレンジしたものをご紹介します。

 

1 焼きネギのおひたし

焼きネギは焼きたてがおいしいですが、漬けだれに浸して味がじんわり染み込んだものも格別のおいしさです。作り置きしておくと、柔らかい長ネギに漬けダレがよくしみて、こちらもGOODです。

 

(1)材料(2人分)

基本の焼きネギ  2本分

サラダ油  大さじ1

すりごま  適宜

  • 漬けダレ

めんつゆ(4倍濃縮)  大さじ2

水  大さじ2

* 水の量は、表示された濃縮倍数の半分が目安です

 

(2)作り方

① 保存容器に漬けダレの材料を入れて混ぜる。

② 基本の焼きネギを熱いうちに並べて浸けこみ、フタをして、10分置く。

③ ネギを裏返し、再度フタをして10分おく。

④ 器に盛り、すりごまをかけてできあがり。

 

2 焼きネギとしょうがのスープ

焼きネギとしょうが、最強に身体を温めてくれるけれど簡単に作れるひと品。寒い日にふうふう言いながらいただくと、心も身体もほっこりします。温活にもぜひ活用してください。

 

(1)材料(2人分)

基本の焼きネギ 1本分

しょうが  1かけ

ベーコン 2枚

ごま油 大さじ1/2

しょうゆ 大さじ1(お好みで量を調節)

水  400㏄

みりん 小さじ1

顆粒鶏ガラスープの素(ブイヨンでもOK) 小さじ1

塩・こしょう 各少々

 

(2)作り方

① しょうがは細い千切り、ベーコンは5ミリ幅の短冊切りにする。

② 鍋にごま油を入れて中火にかけ、温まったらベーコンとしょうがを炒める。

③ 火が通ったら基本の焼きネギを混ぜ、温まったら水とスープの素を加える。

④ 沸騰後5分ほど煮て、しょうゆとみりん、塩コショウで味を調えれば完成。

 

【青い部分も無駄なく食べる】

長ネギの青い部分を捨てていませんか?実は、ネギの青い部分は栄養豊富な優秀な食材なんです。

長ネギの青い部分のネバネバは「フルクタン」。長ネギの甘みを決める成分でもありますが、「ネギオール」とともに免疫力を高める成分で風邪予防にも効果の期待できる成分です。

また、ネギの青い部分には、骨を丈夫にするといわれるカルシウム、血液をサラサラにする

硫化アリル、貧血を防ぐ葉酸、癌予防や視力を維持する効果のあるビタミンA(βーカロテンから変換)などが含まれますので、美味しくいただいて健康もゲットしましょう。

細かく刻んでみそ汁の具にしたり、卵焼きに入れたり、お好み焼きやチヂミに入れたり、ネギみそやネギ油の材料にしたりと、使い道はたくさんありますので、無駄なく使いましょうね。